鶴田一郎作品展 2022秋

鶴田一郎、醍醐寺とコラボで作品展

鶴田一郎さん(高24回卒)の今秋の作品展これまでと少し変わったものになりました。


珠玉の作品100点
15年前から、美人画と並行して仏画や琳派作品を描き始めました。それというのも仏画、琳派が私の美人画の美意識の根源だったからです。余計な装飾性を省き、シンプルにデザイン化した線や面に美を求める所は琳派の強い影響を受けています。今回の展覧会開催は、私の想いはもとより今に繋がる人達とのご縁や導きがあったからこその夢の実現だと思っています。絵を描く事、美を創造する事、理想の世界を表現する事、そして一筆一筆想いを乗せて色を重ねてゆく事、その行為は祈りだと思っています。
祈りが仏に通じて人々の心に優しく寄り添える展覧会になる事を願っています。
(パンフレットより原文のまま)
京都市東南に位置する醍醐寺は、千百年以上の歴史を持つ真言密教の名刹です。その歴史は平安時代の貞観16年に、理源大師宝(832~909)が笠取山の山上(現在上醍醐と称される)で草庵を結んだことに始まります。醍醐寺は、人々の願いをかなえる祈祷や修法といった実践を重視する寺として発展し、権力者たちの篤い信仰を集めてきました。それゆえ、悠久の時を経て、醍醐寺には仏像や仏画、経典類など、数多くの宝物が継承されてきました。祈りの中で荘厳されてきたこれらの宝物は、いにしえから続く人々の願いや心、その時代時代の美しさを「祈り」の中で今に伝えてくれています。
今回の醍醐寺霊宝館秋季特別展においては鶴田画伯の「ミューズ達の祈り」に併せて、仏教の祈りや、その心に宿る「美しさ」をテーマに展示を行います。混沌として、不安の多い情勢の今、絵画の美しさと文化財の伝統美から、「人を大切に思う心」を感じていただければと思います。本展が、美しさが伝える人の心を世界に向けて発信し、次の世代へと伝えていく一助となることを願います。   総本山醍醐寺      (パンフレットより原文のまま)

●拝観料
500円(中学生以上) ※三宝院は、別途大人1,000円、中高生700円必要
●開催イベント
11月5日(土)
『ワークショップ』
「醍醐寺令和の寺小屋」 講師:鶴田一郎
11月19日(土)14時~14時45分
『特別対談』
「人を大切に思う心」   総本山醍醐寺 執行・総括本部長 仲田順英 & 日本画家 鶴田一郎
11月19日(土)15時~15時45分
♪『記念コンサート』
ヴァイオリン演奏  「バッハ無伴奏パルティータ第2番」 早稲田桜子

11月18日(金)~20日(日)18時~20時30分
『ナイトミュージアム』
11月19日(土)18時~19時30分
♪『ナイトミュージアム記念コンサート』
パンゲア(仲林利恵・仲林光子・十世)
※イベント詳細はホームページにて確認ください

〒601-1325
京都市伏見区醍醐東大路町 Tel 075-572-0002
市営地下鉄東西線「醍醐」駅下車②番出口より徒歩10分
京阪バス 22/20A系統「醍醐寺前」、301系統「醍醐寺」下車すぐ

主催者:2022年醍醐寺鶴田一郎秋季特別展実行委員会、総本山醍醐寺、鶴田一郎事務所
協力:鳳電気土木株式会社、株式会社山本本家
※新型コロナウイルス感染症により、予告なく展覧会の中止や会期の変更、入場制限を行う場合がございます。最新情報は、醍醐寺ホームページをご確認ください。

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