2024年「七夕同窓会」

「あまたか関西」第34回総会・懇親会が開催されました

2024年7月7日、天草高校同窓会「あまたか関西」総会・懇親会が開催されました。七月の第一日曜日開催ということで「七夕同窓会」が通称になっていますが、今年は七夕の日と重なり、この一年同窓会にとって何か縁起のいいことがありそうです。

´          受付係の皆さんは早くから準備をしてくれました

この日の参加者数は来賓9名を含めて89名でした。卒回別に見ると、いつものように高15回が13名でダントツ、次が高23回が7名で以下高20、11、13、16、22回と続きます。特筆すべきは90歳以上の方に4名参加していただきました。私たちの目標にしたいと思います。来年もぜひお会いしましょう。

第一部
総会

今年の司会は高21回卒の小林悦子さんが担当して、軽快に進行してくれました。
一年間で逝去された方々への黙祷から始まり、開会宣言へと進み、第34回総会が始まりました。

御来賓
この日の御来賓は以下の方々でした。(順不同)
天草高校校長 岩嵜 毅 様
図南会副会長 池田 正三郎 様
熊本県大阪事務所次長 堀 敦博 様
関西熊本県人会連絡協議会副会長 廣田 和雄 様
濟々黌関西地区同窓会会長 中村 弘則 様
関東あまたか会名誉会長 松尾 和幸 様
中京支部会長 福田 和幸 様
中京支部幹事 横山 憲子 様
映画監督 山本 起也 様
御来賓を代表して、図南会池田副会長と天草高校岩嵜校長にご挨拶をいただきました。今年度赴任された岩嵜校長は高38回卒の同窓生で、牛深高校からの転勤です。池田副会長は安田公寛会長が体調不良とのことで、昨年に続いて出席していただきました。

役員改選
事務局からの
役員改選の提案を受け、総会で承認されました。
新任(敬称略)
会長 濵田 展生(高29)       副会長 田中 ゆき江(高18)
事務局次長 奥村 一枝(高23)    学年幹事 中川 惠子(高21)
学年幹事 濱田 誠一(高22)

退任(敬称略)
事務局次長 田中 ゆき江(副会長へ) 事務局次長 堤 義和(高23)
事務局次長・学年幹事 福﨑 睦男

就任挨拶をする濵田展生新会長

第10代会長は濵田展生さんに決まる
任期途中で突然倒れ、療養中の相川博道会長に代わって新会長は高29回卒の濵田展生さんに決まりました。これまで学年幹事をされていましたが、他の役員は未経験でした。役員若返りを図りたい運営側(執行部)から懇願され、引き受けてもらうことになりました。

 

 

役員改選のあと、会計報告及び会計監査報告があり、適切な運用ということで承認されました。

引続き前中泰子事務局長による事務局報告が承認され、総会は滞りなく終わりました。

講演
休憩を挟んで、ゲストの講演会になりました。
今年のゲストは、映画監督の山本起也さんでした。山本監督といえば映画「のさりの島」の監督として天草でもよく知られた方です。

山本起也監督
1966年生まれ 静岡県出身
映画監督。映画プロデューサー、脚本家
京都芸術大学(旧京都造形大学)映画学科教授
京都芸術大学で、プロのスタッフと学生が合同で映画制作する産学連携のプロジェクトとして「北白川派」を主宰。

 

監督作品
2003年 長編ドキュメンタリー映画・「ジム」
2006年 「ツヒノスミカ」 スペイン国際ドキュメンタリー映画祭PUNTO DE VISTA ジャン・ヴィゴ賞(最優秀監督賞)受賞。
2012年 初の劇映画・「カミハテ商店」 チェコ 第47回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 メインコンペ部門1本に選ばれ、同年7月ワールド・プレミア上映を果たす。
2021年 「のさりの島」 第24回富川国際ファンスティック映画祭 ワールドファンタスティックブルー部門を受賞。
新作 オリジナル脚本作品『うさぎの足跡(仮題)』を2025年撮影予定。

中京支部幹事 横山憲子さん

 

山本監督は最初は中京支部とのお付き合いでしたが、その後関西ともお付き合いをしてもらえるようになり、今回は講演まで引き受けていただきました。その切っ掛けを作ってくれた中京支部幹事の横山憲子さんにも来ていただき、講演の前に山本監督との出会いとその後の交流について紹介していただきました。

山本監督のお話は、映画「のさりの島」の企画段階からの苦労話から天草と繋がっていった過程や、映画制作が進むにつれ天草に魅了されていった話など、わかりやすい優しい語り口で、私たち聞き手を魅了させてくれました。タイトルの話で、本渡出身の小山薫堂さん(この映画のプロデューサー)の話が登場して「のさり」という言葉に納得しました。
講演の後も二次会までお付き合いしていただいて、より深い交流ができたことが、映画の世界がより身近なものになり、映画を観る視点が変わることでしょう。

第二部
懇親会
司会は、今年も安田幸美さん(高20回卒)が務めてくれました。

御来賓挨拶

今年は乾杯の前に、ご来賓の皆様にご挨拶をいただくことにしました。例年乾杯後にお願いしていたのですが、一部の人しか聞いていないなどと批判がありました。図南会の大同窓会を見習って実施してみました。皆さんのご意見をお待ちします。

乾杯
葦原設二顧問の乾杯音頭で懇親会が始まりました。

葦原設二顧問

 

今堀さん、岡部さん、松本さん、浦次さん

 

今年の参加者で最高齢は高3回卒のお二人でした。高4回卒の方もお二人で、90歳以上の方が4名も出席していただきました。お元気で、私たちの目標の皆さんです。インタビューでお一人づつ喋ってもらいました。

昨年はコロナ禍のためカラオケは自粛したのですが、今年は懇親会の構成上カラオケの時間が持てないだろうと、機材を借りなかったのです。ところがゆとりの時間が出来て、伴奏はないがアカペラでどうかと募ったところ何人も希望者が出て、驚かされました。来年はこの教訓を生かして、カラオケの準備は必要と感じました。

 
 

「あまたか関西」の同窓会では、現在は諸般の事情があって、かって実施していた全体の集合写真は止めています。今回、カメラマンに卒回毎単位で壇上に上がって、集合写真を撮ってもらいましたが、希望グループが多く、これは以外でした。コロナ禍の自粛生活を経験した皆さんが、同窓生との繋がりをより求めている証に他なりません。もっと多くの方々を結集していかなければならないと痛感しました。
写した写真は学年幹事さんに委ねますので、必要に応じて手に入れてください。なお、事務局へもご相談ください。

 

 
 

抽選会
昨年から始めた「抽選会」は好評で、今年も実施しました。昨年は「空くじなし」でしたが、経費と時間の節約で実施方法を変えました。賞品は1等から3等までと、おまけ賞7本を用意しました。更に抽選に当たらなかった方のために、ささやかですが全員におみやげを資料の中に入れておきました。来年以降も、改善しながら続けていきたいと考えています。
 

懇親会の締めくくりは、総踊りです。
高21回卒の小林悦子さんの指導のもと、今年は故橋本亜三生先生作曲、歌っているのは橋本先生の教え子の美咲悦子さんで天領音頭を選びました。狭い会場を起用に使い、大いに盛り上げてくれました。

校歌斉唱で最期を締めて、本島副会長の閉会の辞で今年の総会は幕を閉じました。
ご出席のみなさん、ありがとうございました。また来年お会いしましょう。
御来賓の皆様、そして二次会までお付き合いいただいた、松尾名誉会長、福田会長、山本監督、横山さん、ありがとうございました。

能登半島地震被災者支援募金

会場で「能登半島地震被災者支援募金」をお願いしていましたが、募金額53,936円集まりました。7月26日、後で届いた1,064円を合わせて5万5千円を石川県大阪事務所に届けました。領収書は後日送られてくるとのことで、来年の会報で紹介致します。ご協力ありがとうがざいました。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です