第35回「あまたか関西」同窓会

あまたか関西「七夕同窓会」が開催されました

会長挨拶

関西図南会の皆さまへ
平素より、関西図南会の活動にご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。昨年7月に会長に就任して以来、多くの先輩方や役員の皆さまの温かいお力添えをいただきながら、微力ながら会の運営に努めてまいりました。
先日、7月6日に開催された大阪キャッスルホテルでの同窓会には、約90名の同窓生がご参加くださり、会場は終始和やかで、懐かしい笑顔と再会の喜びに包まれました。ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

一方で、30回生以降の若い世代の参加が少なかったことは、今後の課題でもあります。同窓会が単なる年次行事にとどまらず、回生を超えたつながりを築ける場であると同時に、回生ごとの集まりを気軽に行う「きっかけの場」にもなればと考えています。たとえば、同じ回生同士でテーブルを囲んで近況を語り合ったり、同期会をこの場を活用して実施することで、関西図南会の同窓会がより身近で意味のあるものになるのではないでしょうか。ぜひ、同窓会の場を活用して、それぞれのつながりを再確認していただければと願っております。

これからも、母校・天草高校と関西在住の同窓生との絆をより一層深めてまいります。皆さまのご参加、ご支援を引き続きお願い申し上げます。
´                               関西図南会 会長 濵田 展生

2025年7月6日、第35回「あまたか関西」同窓会及び懇親会が、大阪キャッスルホテルにて、ご来賓7名の方々を含めて90名の参加者で盛大に開催されました。母校天草高校から岩嵜毅校長先生が、図南会本部からは今年から会長に就任された池田正三郎会長が、天草から駆けつけて下さいました。特に岩嵜校長先生には、毎回実施しているゲスト講演をお願いしました。

例年通り二部形式で、第一部が総会と講演、第二部が懇親会等で厳粛ながら華やかな七夕同窓会が開催されました。
まず昨年逝去された葦原、山中元会長を始め物故者の皆さんにたいして黙とうをささげて総会が始まりました。

 
´      濵田会長の開会挨拶                 図南会本部の池田会長のご挨拶
濵田展生会長の開会挨拶に続き、ご来賓の紹介です。今回のご来賓は以下の方々でした。
天草高等学校         岩嵜毅校長
天草高等学校同窓会「図南会」 池田正三郎会長
熊本県大阪事務所       池永淳一所長
関西熊本県人連絡協議会    内田憲幸副会長
濟々黌関西地区同窓会     木村俊介幹事長
関東あまたか会        星野悦子副会長
中京支部           福田和幸会長
ご来賓を代表して、図南会の池田正三郎会長のご挨拶をいただきました。
この後、事務局より新学年幹事に高22回の吉村さん、高23回の原口さん、高27回の岡田さんが提案され承認されました。
 
´        会計報告                        会計監査報告


会計報告及び会計監査報告、さらに事務局長による事務局報告と続き、すべて承認していただきました。これで、2025年度総会はとどこおりなく終了しました。
ご出席のみなさん、ご協力ありがとうございました。

小休止を入れて、講演に入りました。
今回は初めての試みでしたが、岩嵜校長先生に母校の現状について講演をお願いしました。実は数年前からの企画で、地元の中学生にOHを使って天草高校の学校紹介をしているとの話を聞いて、関西でもやってもらえないかと打診していたものです。最近の天草高校の活躍、特にSSHに関するニュースを聞くことが増えて、ぜひにと校長先生にお願いして快諾を得たものです。

岩嵜校長先生のお話は、多岐に渡り実に丁寧で細かい数値も示しながら、多分このために作っていただいたと思われる資料(スライド)を駆使しての分りやすい講演でした。
現在の天草高校の状況はもとより、将来の変化の予測も交えたものはもとより、少子高齢化が進む故郷の現状から将来を見据えたものでした。
もっともショックだったのは、現在の天草の中学校卒業生の数が、島内5高校の募集定員より少ないということでした。みなさんにも是非知っておいていただきたいと思いました。
一方では、現在の後輩たちの活躍には目を見張るものがあります。ご存知にようにSSH関連では、世界大会(GRS)へ二度も日本代表に選ばれました。シンガポールや台湾への海外研修も実施されています。ただし、これらはすべて英語での研修になります。現在韓国の高校と交流を続けているとのことですが、自分で韓国語を学んでマスターしている生徒もいるそうです。部活も頑張っているようです。男子ソフトボール部、陸上部の活躍。最近の話題では、全日本中学生・高校生管打楽器ソロコンテストの高校生部門でアルトサクソフォーンで第1位、文部科学大臣賞を吹奏楽部の佐佐木君が受賞してくれました。

岩嵜校長先生の素晴らしい講演で第一部は締めくくりました。
司会は一部が小林さん、二部は安田さんに代わります。
 
´        司会のおふたり                   売店(ひごつ堂)

第二部は懇親会からですが、冒頭はこの日の来賓でご挨拶をしていただいた図南会会長と講演をしていただいた校長先生以外の皆さんのご挨拶をいただくことにしました。来賓の方々には申し訳なかったのですが、お一人2分以内でお願いしました。
 
´      熊本県大阪事務所 池永所長            関西熊本県人会連絡協議会 内田副会長


´  濟々黌関西地区同窓会 木村幹事長

 
´      関東あまたか会 星野副会長                中京支部 福田会長

全員で乾杯をして、歓談のはじまりです。

 

 
歓談の時間を利用して、最高齢の岡部さん(高3回)はじめ大先輩の皆さんインタビューを試みました。高4回の今堀さん、高5回の金子さん、宮崎さん、高辻さん、大塚さんに伺いました。事務局よりささやかなプレゼントを添えました。
更に初参加の何人かにもインタビューを試みました。高23回の唐津さんにはご挨拶をしてもらいました。ただ会場はご歓談の真っ最中で、騒然と中でのインタビューとご挨拶のため、全体には浸透しなかったのは致し方ないことでした。ただ聞き手の事務局長がしっかり伺いましたので、今後の総会はもとより同窓会活動に役に立てていきます。
 

 

 

宴もたけなわとなり、昨年は出来なかったカラオケタイムになりました。

 今回、高23回卒の松尾則子さんが「あまたか関西」同窓会に初参加してくれました。松尾さんは苓北町出身で、「松尾くらら」の芸名で神戸を中心に活躍しているプロ歌手です。カラオケタイムの冒頭で、お願いしてオリジナル曲を2曲歌ってもらいました。
のびやかで透き通った高音に聞きほれてしまいました。松尾くららさんありがとうございました。

カラオケタイムは時間の制約で出場者を絞ってしまいましたが、それぞれ自慢の喉や学年等の結束を披露してくれました。
 

 

 

前々回から始めた福引抽選会が好評です。
当選者は2割くらいなのですが、当たったためしがないと言う人はたくさんいます。初めて参加して一等賞を引き当てた人、人生様々だ
と達観しないで、続けて参加していたらいつかは当たるはずだと思いましょう。
 
´        福引抽選会

今年の総会も終わりに近づいてきて、ここで恒例の総踊りです。ここでこの日の来賓、あまたか関東の星野副会長の登場です。この人も「美咲えつ子」という名のプロ歌手です。何年か前の同窓会にゲストで講演していただいた故橋本亜三生先生の門下生です。
今回の総踊りは「天領音頭」で、これは橋本先生作曲で歌が美咲えつ子さんです。この日の総踊りはご本人の歌唱で踊るという、とても贅沢な企画になりました。
 

 
総会・懇親会の締めくくりは校歌斉唱です。昨年の教訓で、今年は高23の奥村さんに指揮を依頼しました。勇壮な天草高校校歌が会場に響き渡りました。
 



これで、「あまたか関西」第35回総会・懇親会は滞りなく終了しました。最後に本島副会長の閉会の挨拶で締めてもらいました。
その後、話足らなかった人は会場を移して二次会へと向かい、制限時間いっぱいまで、一年ぶりの親交を温めることができました。また来年お逢いしましょう。

 

 

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