令和6年度 天草高校大同窓会(図南会)開催

令和6年度 天草高校大同窓会 参加報告

´                                関西図南会会長 濵田展生

 

令和6年11月16日(土曜日)、ホテルアレグリアガーデンズ天草にて、天草高校大同窓会が盛大に開催されました。関西図南会の代表として、今回参加してまいりました。母校との絆を再確認するとともに、各地の同窓生との貴重な交流を深めることができました。

開会式と学校近況報告
会は、大山副会長による開会宣言から始まりました。続いて、安田会長がご挨拶され、同窓会活動の重要性と、卒業生が地域社会やさまざまな分野で活躍していることへの誇りを述べられました。
その後、天草高校の岩嵜校長先生より、学校の現状について詳しい報告がありました。校長先生は、近年の教育環境や生徒たちの活躍に加え、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業の成果についてお話しされました。特に、関西研修における私たち関西図南会の協力への感謝の言葉をいただき、今後も母校支援に努める決意を新たにしました。

講演会:「人が輝き 地域が輝く まちづくり」
本年度の講演会では、**山﨑秀典氏(天草郡苓北町町長、高30期)**をお招きし、
人が輝き 地域が輝く まちづくり」というテーマでご講演いただきました。
講演では、町長として取り組まれている政策の具体例や、それに込められた思いが語られました。主な内容は以下の3つの柱に基づいていました:
1.町の産業を担う人づくり
2.町の未来を担う人づくり
3.町を興す人づくり
山﨑町長は、少子高齢化や人口減少といった地域が直面する課題に真摯に向き合い、その解決に向けたビジョンを熱く語られました。参加者一同、地域づくりにおける人材の大切さや、未来を見据えた長期的な取り組みの重要性について考えさせられる講演でした。
懇親会
講演後は懇親会が開催され、終始和やかな雰囲気に包まれました。各地区図南会の会長からの挨拶タイムが設けられ、私、関西図南会としても、2分間という短い時間の中で、これまでの活動や今後の目標について報告をさせていただきました。
乾杯の発声は横山副会長が務め、乾杯を合図に和やかな歓談と食事が始まりました。さらに、懇親会ではアトラクションも行われ、参加者一人ひとりがリラックスしながら母校のつながりを楽しむ姿が見られました。
 

閉会にあたり
同窓会旗の引継ぎ
次年度代表である31回生の金森さんに今回主担当である30回生の松下さんより、同窓会旗が正式に引き継がれました。この引継ぎは、これまでの伝統と絆を未来へ繋げる象徴的なセレモニー。旗を手にした金森さんの表情には責任感と決意がにじみ出ており、会場全体から大きな拍手が送られました。この瞬間、次年度の新しいリーダーシップに対する期待が高まり、同窓会の歴史がまた新たな一歩を踏み出すことを実感させる場面でした。
校歌斉唱
全員で母校の校歌を斉唱しました。ピアノの伴奏が始まるとともに、参加者一人ひとりが胸を張り、懐かしい旋律に声を重ねます。「塵かん遠く・・・」からはじまり、力強い歌声が響き渡り、若かりし頃の思い出が鮮やかによみがえりました。この一体感が、まさに母校と同窓生を繋ぐ絆を象徴するものとなりました。

万歳三唱
最後に、31回生でもある平田天草高校前校長先生が壇上に立ち、「我らが母校のさらなる発展と、同窓会の益々の繁栄を祈念して!」と力強い声が上がると、出席者全員が立ち上がり、手を挙げて「万歳!」を三度繰り返しました。その光景は壮観で、会場全体が達成感と祝福の空気に包まれました。

今回の天草高校大同窓会は、参加者にとって母校の懐かしさを感じるだけでなく、新しいつながりを築く場となりました。天草高校や地域への貢献が求められる中で、同窓生一丸となって未来を切り開いていく意義を再確認することができました。

関西図南会としても、これからも母校や地域との連携を大切にし、次世代のための活動に尽力してまいります。今後ともご指導ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

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