SSH生徒研究発表会

8月7日(水)令和元年度SSH生徒研究発表会が神戸国際展示場で開催されました。
開会式の後、京都薬科大学の桜井弘名誉教授の「周期表150年 メンデレーエフの努力と天才」と題して基調講演がありました。
ポスター発表は全国で216校、海外23校の参加でした。天草高校は、地学の部で「赤潮予報~予察式で天草の漁業を守る~」として、『天草では毎年赤潮の漁業被害が被害が起こっており、赤潮の発生件数は2000年頃から増加傾向にある。そこで漁業被害額が8.5億円と最も大きいChattonella属によって構成される赤潮の事前予測を行うこと』を研究の目的としたものです。

天草高校のブースでは、5名の生徒が同時進行で発表する天高スタイルで発表しました。残念ながら、翌8日(木)の代表口頭発表(6校のみ)には選ばれませんでしたが、引き続きポスター発表を頑張りました。

「あまたか関西」からは山中良三郎会長と濵田展生さん(高29)が激励に行きました。山中会長から報告文が届いていますので、紹介します。

本日(8月7日)、神戸国際展示場で開催されているSSH全国生徒研究発表会の応援に行って参りました。
日本全国より216校、海外より23校の参加があり、一般参加者を含め約5,000人にも上る大変な盛り上がりでした。
天草高校のブースでは、SSH3年生5名が井上主任先生、宮崎先生の引率で参加していました。午後には平田校長先生も駆け付けられるそうです。
本日はポスター発表の審査があり、選ばれた6校の発表会が明日(8月8日)にあるそうです。天草高校の生徒さんは、私にも一生懸命説明してくれました。
タイトルは「赤潮予報~予察式で天草の漁業を守る~」 天草島民のためになる素晴らしい研究です。
ポイントは 6月合計降水量+水温(表層+底層)+塩分濃度(表層+底層)-5月合計降水量+水温(表層+底層)+塩分濃度(表層+底層)=ACI

(ACI=Ariake-bay Chattonella IndeX) ACIの値が大きくなるほど赤潮の発生回数が多くなる。

 

 

 

 

 

SSH生徒研究発表会” に対して1件のコメントがあります。

  1. 天草高校SSH研究主任 井上博登 より:

    この全国大会では、部活動ではなく、授業で行った研究を発表することにしています。
    生徒たちは、ASⅠ・Ⅱ・Ⅲという学校設定科目で培った力を存分に発揮してくれました。
    たくさんの応援、ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です