復旧熊本城報告

2016年4月の熊本地震は、熊本県民の象徴ともいえる熊本城に甚大な被害をもたらしました。懸命の復旧作業が今も続いていますが、昨年3月に天守閣の復旧が完了しました。
「熊本城特別公開」に行った本島昭男さん(高15回卒)から報告をいただきました。

熊本城特別公開 天守閣に行ってきました!  

復旧した天守閣

2022年5月19日(木)、熊本地震から6年、熊本城の象徴ともいえる天守閣が完全復旧し、特別公開が始まったのを機に3年ぶりに熊本を訪れました。

城彩苑の観光案内所のロッカーに荷物を預け、特別公開南口から南ルート(特別見学通路)を歩いていくと左手に二様の石垣が見えてきます。古い石垣と新しい石垣に築き足された場所で、石垣の美しさが実感できました。本丸御殿の「闇り通路」は全国的にも珍しい地下通路です。通り抜けると復旧した天守閣が目の前にそびえています。その雄姿に圧倒され感動しました。

宇土櫓、大天守、小天守

地下から小天守に入ると1階には加藤時代の天守閣の10分の1に縮小した複雑な軸組模型が展示されています。2階は細川時代の城下町、3階は西南戦争の軍施設として使われた熊本城について解説、4階には復興城主デジタル芳名板等があります。

天守閣の建物は復旧しましたが石垣等の復旧にはあと20年を要するとのことです。
一口城主になると個人でも熊本城の復興に役立つことが実感できます。今年は二の丸無料休憩所(お休み処)で受付けていました。

エレベーターで5階まで行けるようになっていましたので足弱の人でも誰でも天守に登れるようになりました。最上階の6階の展望フロアからは熊本の市街地や宇土櫓が一望できます。天守閣を降りて地上から見る熊本城の大天守、小天守、宇土櫓と並ぶ姿は写真のインスタ映えするスポットです。熊本にいる妹も近くにいてもなかなか城に行く機会がなかったと今回の見学をとても喜んでいました。

今回は天草高校の同級生江越氏が社長をしている㈱小竹組の仕事で行ったのですが、以前、熊本県大阪事務所におられた磯田さん、(彼とはくまモンがゆるキャラグランプリで優勝を果たし、喜び合った時以来の友人です。また彼は江越社長とも旧年来の友人でもあります。)と会うことができ、驚いたことにそこの会社には兄の息子が元気に働いていました。

大学でも学長、文学部長、副課長と親しくお会いすることができ、その副課長の上司が天草高校の出身ということでしたので「あまたか関西・広報誌」を早速送りました。

さまざまな所で色々と話をしていくと不思議と5縁(血縁・地縁・学縁・社縁・趣縁)で繋がっていることが今さらのように実感でき、また同時に驚きでもありました。

皆様も熊本に行かれたら是非、復旧して特別公開した熊本城の雄姿を楽しみながらご縁を繋いではいかがでしょうか。                   本島 昭男(高15回卒)

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