「天草のラピュタ」

西平椿公園 アコウの木

アコウの木の写真をいただきました。

天草町大江の西平椿公園に自生する巨大な木です。アコウはクワ科の半常緑高木で、イチジクに似た実をつけます。

ここのアコウは、高さ20メートルほどで、その下の6メートル四方ほどの岩石は水晶の微粒子を含み、一部キラキラ光って見えるそうです。巨大な岩石を包み込むように根を張る様子が、宮崎駿監督のアニメ映画「天空のラピュタ」の世界を連想させるとかで、「天草のラピュタ」と言われ話題を集めているようです。新たな観光地として問い合わせも増えているとか。帰省の折には見に行ってください。

天草にはこの他にも、アコウの大木がいくつもあります。上天草市の姫戸の永目十五社宮のアコウは、樹齢300年以上と言われ、幹まわりが約11メートルで、全国3位の巨木と認定されています。栖本町湯船原、倉岳町宮田にもあります。更に御所の浦牧本地区には防風林として古くから植えられていたようです。故郷のアコウの木にも目を向けてみたいものです。

「天草のラピュタ」” に対して1件のコメントがあります。

  1. nonohana より:

    本当にラピュタみたいですね。
    飛行石があれば、今にも空に飛んでゆくようです。

    私は栖本出身ですが、栖本の湯船原にアコウの木がありました。先ほどネットで探しましたら、昔見た景色と違うんですよね。中学校の頃見たアコウの木の先は海でしたが、今は埋め立てられて車が走る道路になっていました。仕方のないことでしょうけれど、昔見たあの景色と違うので少し寂しいかな。

    それにしても長い年月の間、その地に立って今も見守ってくれているのでしょう
    保存してくださっている周りの方に感謝です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

天高NOW

次の記事

科学部